経営者の先輩から学んだ、「リモートワークが当たり前」という体制を作ることは重要という考え

こんにちは、さいもーです。

 

小綺麗なオフィス要らない論

 

先日経営者仲間(というか先輩たち)とZOOM飲みをしていたのですが、

コロナの後わかったけど、ちょっと規模が大きくなっても小規模コアオフィスとリモートワーク前提にした方がいいよ」、というアドバイスを受けました。

 

先輩は、渋谷の結構いい立地にこぎれいなオフィスを構えていたのですが、一連のコロナ騒動で、「あれ、いかにもベンチャーなオフィスいらないんじゃね?」ということを強く実感したそうです。

 

更に先輩は熱く語り続けます。

 

「実際、営業のコア的部分としては、営業拠点として最小限のオフィス機能を残した方がいいものの、オフィスを大きくしていくとコストがかかる。そして今回のコロナ渦で、オフィスが密になる状況はヤバいと思った、と。

 

だから、社長や一部の社員が必要な時に出社して、後はリモートでいいじゃん」と。

 

これまでベンチャー界隈だと、綺麗なオフィス、好立地、福利厚生などいろいろ大企業とは違う角度で良さを押し出していたけど、先輩が言うには、「綺麗なオフィスやキラキラ社員に惹かれて来る奴なんて要らねぇよ。ちょっと経歴が微妙でも、それより結果出すために、うちの考え方にフィットして、自走式でやれる奴の方が欲しい。そういうのだったら給料喜んで出したいしさ。」

 

と、かなり割り切った、ストレートな発言。

 

でも、本社は本社で拠点として残せとのアドバイス

ここまで、リモートワークの必要性を熱く語ってきた先輩ですが、その後、

だからといって、本社まで社長の自宅にはしない方がいい。人によるけどさ。あくまで本社機能として、最低限の事務所は、融資や信用、その他いろんな面で残した方がいいぞ。今なら、『コロナで本社機能を最小限に縮小しました』って言い訳が効くけど、あんまり縮小しすぎてレンタルオフィスやバーチャルオフィス、自宅なんかを本社にしてしまうと、『外から見ていて、大丈夫?』ってなる。

 

そこら辺は、会社設立の時にお世話になった人や税理士さんに、『融資とか信用面も含めて、大丈夫っすかねー』、って一応相談した方がいいにはいいけどな。」

 

 

酒が入っているせいか、先輩のマシンガントークは続きます。

 

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コスト削減だけじゃない、リモートで低コスト・かつ魅力ある人材の選択肢が広がる

「リモートワークって、確かに効率が悪い面もある。これまでだったら立ち話とかでいろいろコミュニケーションしたりできたろ?でも、今はそういうことがあまりしにくい空気になってる。それに、普通に一緒にオフィスで仕事してると、どんな実績出せない奴でも、情が移って、『こいつ仕事でバリュー出せてないから、いらないじゃん』ってなっちゃう。

 

でも、リモートワークなら、誰がどういう役目を果たしているのかがテキストベース・数値ベースで露骨に出るから、発言や数字を見て答えが出しやすくなる。

 

だから、『仕事をしているふりがうまい奴』というのが炙り出されるわけよ。」

 

先輩、辛口だなぁ・・・、と思いつつ、僕も「そうですねー」と相づちを打ちながら聞いていると、さらに先輩はヒートアップ。

 

「でさぁ、リモートワークって、地方の人材、特に結構いい大学出てるけど、旦那が転勤で子育て中、出産前まではバリバリやってきた子育てママさんみたいな人いるじゃん。

 

ああいう、潜在能力があるのに、地方という環境のせいで仕事が限られる人って、思いの他多いのよ。うちも子育て中のママさんや、シングルマザーの人に今試用期間中で働いてもらっているけど、2人とも、『田舎なので給料がある程度あって、スキルが活かせる仕事場がなかった』と言ってて、ともかく働けるのが嬉しいってさ。

 

下手な若手雇うより、こういう家庭の事情で・・・、って人をリモートワークで使えると強いよ。」

 

先輩の話はこの後も続きましたが、長くなるのでまた書きますね。